グルメではないけれど

テレビ番組を見ることが、激減して久しい。

 

そんな中で、金曜の深夜に放送している孤独のグルメ(season8)」が楽しい。
深夜なので、とても起きてはいられないため録画予約している。

 

内容は、雑貨(インテリア?)の営業マンである中年オヤジが、誰にも邪魔されない至福の時を求めて、街を彷徨い歩き、食事にありつくというもの。

 

中年オヤジは、決まって商談後に腹を空かせる。
「腹減った・・・」というセリフからの、カメラ割り3段カット(っていうのかな?)がお決まりの絵になっている。

 

その日の空腹状態や街の様子に応じ、お目当ての料理店を確定して侵入する。

 

主人公役は、俳優:松重豊氏。その他、多数の俳優がちょい役で出演。
松重氏は、華奢に見える姿ながら、食べる食べる、うまそうに食べる。そして、心中のつぶやきを表現&解説していく。

 

食べ始めに「いただきます。」、食べ終わりに「ごちそうさまでした。」と律儀に発声するところに、中年オヤジの謙虚さといじらしさを感じてしまう。

なんとも見ているものを幸せな気分にしてくれる。

 

時々、食事後の会計のシーンで「4,000円です。」というのを耳にすると、「しがないサラリーマンが、昼食に4,000円使うんかい!」と突っ込みを入れたくもなるけど、主人公はお酒が飲めず、特段趣味の話も出てこない設定から、「まぁ、これはこれでありなのかなぁ」と思わされる。

 

丸亀製麺で300円のかけうどんを、50円引き件で250円になることがうれしい私にとっては、雲の上のまた上の世界ですが(^^;

 

今日の夕飯は、「いただきます。」、「ごちそうさまでした。」を発声してみようかなと思いつつ、やはり気恥ずかしい。。。