今から遡ること約35年頃、とある競走馬の話。
その名は、『ロードジョージ』。
父ミルジョージ 母ロードパワー(母父カリム)という血統から、父と母の名を一部ずつ拝借していて、一見牡馬と間違ってしまいそうな”牝馬”がいました。
主戦騎手は根本康広(ダービー馬メリーナイスで出走の有馬記念で、スタート直後に落馬したのは、あまりにも有名です)。
現在は調教師となり、藤田菜七子騎手の師匠として、メディアにも取り上げられたりしていますね。
さて、その『ロードジョージ』の俗称というのが「ゾロ目のジョージ」なのです。所以は、この馬が連対すると、不思議と同じ枠番の馬(ゾロ目)がやってくるのです。
また、出走しても大敗して馬券に絡まないのに、なぜか1・2着は同じ枠番の馬(ゾロ目)になることが多かったのです。
その回数を調べようとネットで検索してみましたが、だいぶ前の事なので詳細はわかりませんでした。ただ、何度も同様な結果があったような気がします。
当時購入していた「競馬ブック(だったか?)」で、柏木集保氏(当時:日刊競馬)の連載コラムに取り上げられ、こんなの調べる人いるんだなぁと感心したのを記憶しています。
いまでは馬番の馬券が主流なのでピンと来ないかもしれませんが、当時は枠番連勝複式が主流の時代だったのです。
ところで、先日のフェアリーS。予想は、はずれたのですが、気になることが一つあります。
その馬名は、『シャインガーネット』。
新馬戦で1着したのですが、2着シングンバズーカ、3着シベールと馬名の先頭が『シ(ジ含む)』で始まっていました。
次の赤松賞(500万)1着時も、2着シンハリング、3着ジェラペッシュと同じ現象が発生しています。
で、フェアリーSの出走馬を見ると、『シャインガーネット』以外に先頭が『シ(ジ含む)』で始まる馬は不存在。
新馬・500万と連勝中で2番人気なので、予想に組み込んだものの、最後の直線で差されて4着どまりでした。
今度、『シャインガーネット』が出走したら、馬名の先頭が『シ』で始まる馬との組み合わせで狙います。
その逆で『シ』で始まる馬がいなかったら、『シャインガーネット』は消しなのです。
(あくまで、いまのところですが・・・)
これって、『シ』であわせるから『しあわせのガーネット』という呼び名ではどうでしょうか。。。
ただし、”牝馬”ですから「うわきごこととあおいそら」には十分警戒が必要です。