国会中継2

テレビのチャンネルを変えていたら、国会中継を報じていました。

 

違和感を覚えたのが、ほとんどの人がマスクをしている姿。新型肺炎のニュースが飛び交いパンデミックが宣言されてもしなかった人々が、一斉にマスクをしているのです。

 

その映像を見た時、瞬時に、イギリス議会に座ってるのがすべてチンパンジーというバンクシーの風刺画を思い出しました。

 

これまでは、首相の言葉を同様になぞらえる閣僚・官僚や事細かな上げ足を取る野党議員たちが、緊張感もなくだらだらと集う場所が国会かと思っていたのですが、バンクシーというフィルターを通してようやく実態が見えたような気がします。

 

何をするにしても賛否があるのは必然ですが、3つの密を避けるべきと言っている最中に、長いテーブルに集まったり議場に集っていること事態が不可思議なのに、マスクをしていればよいと理解しているならば、この国は医療崩壊どころか国家が崩壊しかねないような気がします。

 

いつまでもギリギリと言い続け、非常事態宣言の発令も決断できず、自粛・お願いばかりで、都市封鎖もせず、責任は持たないで各自治体や個人におまかせというのは、まさに、ジバンシーの描くチンパンジーそのもののようです。

 

また、先日、疫病が流行った前後の年に大地震が多かったと記しましたが、今、東日本大震災級の地震やシミュレーションが公表された富士山大爆発が起こってしまったら、「令和」の時代は終焉し、間違いなく国家は崩壊しつながることになるのでしょう。

 

これ以上恐ろしいことが起こらないように祈るとともに、しかるべき人々の人間としての知恵と実行力に期待したいものです。