世界的な投資家ウォーレン・バフェットの生涯（現在もご存命です）を描いた「スノーボール（上・下）」を読み終えた。
株式投資における秘策が伝授されると、読み始めたのですが、随所に彼の考え方や行動が記されていて、いわゆる「ＨＯＷ ＴＯ」本ではありませんでした。
単純に偉大なる投資家という名声だけを頼りに、過剰な期待を持って読み進めると、彼の生き方や生活における欠点など、また、一部の特異な性質に、空想していた尊敬の念から少しずつ離脱していく感じがしました。
様々な考え方や生き方があってよいと思いますが、決して真似をしようという境地には至りません。
ただ、発生した悪い事象を隠蔽せず、正確かつ誠実に対応する姿には感銘を受けます。
あまたある日本企業の社長（トップ）の方々にも、常に正確かつ誠実な姿勢で望んでいただきたいものです。
