アーモンドアイがＪＣ参戦を表明した。
奇しくも、今年は、牡馬三冠・牝馬三冠がともに無敗で達成されている。
その２頭が既にＪＣ参戦を謳っているのに。
確かにこれまでの名馬をしのぐＧ１８勝は賞賛に値する。しかし、名馬がたどってきた時代は様々で、一概に勝利数だけでの比較は難しい。
ただ、ＪＣ参戦で引退を決めた馬西・厩舎関係者には、「夢の実現」という競馬界への貢献度を高く評価したい。
競馬ファンとっては、まさに、ドリームレースとなる。
かつては、２頭の強い馬がどちらが強いかを決するマッチレースが行われていた。
その名残なのか、枠番連勝複式の馬券しかない時代は、強い馬は単枠指定（同枠に２頭はいるところを１頭に限定すること）されたものだった。
さてさて、Ｇ１８勝アーモンドアイが強いのか、牡馬三冠コントレイルか、それとも、牝馬三冠デアリングタクトなのか、興味は尽きない。
願うのは、競走中の事故や落馬がなく、不利を被らない力勝負で決することである。
じつは、もう決めている。
今年の春先に桜花賞で恋に落ちたデアリングタクトで勝負する。
以前にも書いたが、かつての名馬シンザンがダブるのである。おそらく、勝っても負けても、この選択に悔いはないだろう。
彼女が、さらに大きく飛躍することを期待してやまない。
