新型コロナウイルスの感染者が増加している。
東京の1日の新規感染者が、300、400、そして、500人を超えた。
今回は第3波とのこと。
見えないウイルスに恐怖を感じた春先と違い、感覚は薄れている。
というのは、春先は、初めて体感するパンデミック、検査体制もない中で知らされる新規感染者数、クルーズ船の隔離報道、などなど、恐怖を増幅する条件が揃っていた。
ふと思うのは、春先も、今の新規感染者数と同じくらい存在していたのではないかという疑問である。
なぜなら、世界的には1日1万人レベルなのに、この国だけ数百人というのは、あまりにも不可思議なことだと思うのです。パニックを恐れてなのか、検査対象を絞って、本来の感染者数を把握してこなかったためではないのだろうか。
当時でさえ、「今の10倍は感染者がいる」という医師もいた。
ただ、春先のように、著名人が亡くなるという悲劇を見せつけられると、やはり恐怖は少なからず存在する。
現時点も、少しずつ重症者や死亡者が増えてきている感覚は否めない。
ワクチンが流布されるのは来年からの様子。効果があるといいが、安全性は本当に担保されているのだろうか。はたまた、効き目はどれくらいの期間維持できるのだろうか。
不安要素の解明までには至っていないような気がする。
いちはやく、新型コロナウイルスがインフルエンザと同等の扱いになり、人々が不自由を強いられない日々が来ることを祈るしかない。
あぁ、たまには温泉でも行きたいのだが・・・・・。