二者択一?

新型コロナウィルスの新規感染者数が、東京では1000人、全国でも5000人が当たり前の世の中になってしまいました。

変異種なるものも現れて、今後も増加傾向を否めません。

 

そんな最中、昨今、物事すべてを「YES?」or「NO?」というような、二者択一を迫る世の中になってきているように感じます。

 

「営業」か「休業」

「マスク着用」か「鼻マスク」

「20時以前」か「20時以降」

などなど、すべてがどちらかでないといけないという風潮。人の気持ちが「分断」へと加速しているのでしょうか。

 

米国で新たな大統領が就任する式典に、これまでの大統領が欠席するという珍事も報ぜられています。

 

やはり、人類は、「平和」を求めながらも、「争い」をやめられないものなのでしょう。すべてがコロナウィルスのせいとも言い切れず、歴史は繰り返すのだなぁと考えるところです。

 

物事において、結論がなく曖昧なままということに「イラっと」することもありますが、「中庸」というものが存在していても良いのではないかと思います。

二者択一を迫られるような世の中に身を置いていると、「ケセラセラ(なるようになる)」の音楽がふと脳裏をよぎり、どこかに安心を求めている自分に気づいたりもします。