1月下旬ころに、日課のお散歩コースで、強風で落ちた小さな桜のつぼみがついた枝を、拾ったのです。
「どうせ芽は出ないんだろうなぁ・・・」と半分あきらめと少しの期待を持って、植木鉢に土を盛り、3本ほどさしていたのですが、なんと!そのうちの1本から、小さな葉っぱが芽生え始めました。
冬の寒さに耐え、関東エリアに降った雪にも耐え、生きていたようです。このまま暖かい時期を迎えれば、つぼみが花開くかもしれません。・・・ちょっと感動。
ちなみに、拾った枝の末端部分を斜めにカットして差してみたのですが、そんなところから根っこが出たりするんだろうかと、土を掘り返して見てみたい衝動にもかられますが、無言で息づいている植物には無益な殺生と思い自重しています。。。
もしも、花が咲いたら、お金をかけず、お金をもらうこともなく、ただ、小さな桜の花をいとおしむ輪を広げるだけの「拾った枝の桜を誰かにおすそ分けする事業」など、できたらいいな! なんて、妄想が広がります。