白鳥

いつもの散歩コースで”白鳥”を見た。

ちなみに、散歩コースは川沿いの土手である。その川に、忽然と一羽の白鳥が泳いでいるではないか。白鳥と言えば、飛来地の湖や池に存在するものと勝手に思い込んでいただけに、びっくり!

 

散歩している人々も関心があるらしく、二人づれのおばあちゃんから、「白鳥見た?」「今日は大きいのが見れてよかった」と少々興奮気味に話しかけられたのであった。

「白鳥って川にいるものなんですか?」と問いかけたら、この季節になると時折現れるとのこと。

そかそか、飛来地の湖などは、川につながっているのだからいても不思議ではないんだな。と妙に感心した次第。

 

白鳥を初めて見た日から、2,3日後に再び散歩コースを歩いてみると、この前見たあたりにいない。散歩を続けていると、おじいちゃん2人とおばあちゃんが何やら川を見ながら談義している。

「浅瀬で首を横にしてじっとしてるんだよ」「なんだか元気ないね」「少し前に羽の中で子供がいるんだよ」などなど、線路下の浅瀬でほとんど動かない白鳥らしきものが遠くに見えた。

 

あの白鳥は元気に泳いでいるだろうか。気がかりになり、しばらく散歩コースが固定しそうである。

 

ちなみに、ペンギンは川で見かけていない。当たり前か。