山田本2冊目となる「みんなの山田うどん かかしの気持ちは目でわかる!」を読んでいる。
埼玉県民は、みんな知ってる山田うどんについて記された続編である。
今回は、多方面から山田うどんを考察する記事が多く、前作よりパワーアップした感じがうかがえた。
なかでも、秀逸だったのが、【山田うどん小説】おまえじゃなきゃだめなんだ というタイトルの短編小説。角田光代氏が投稿している。
小説の内容は省略するが、タイトルの「おまえじゃなきゃだめなんだ」という言葉の響きがすべてを物語っており、誰しもが成長とともに垣間見る心情が描写されており、
心にグッとくるものを感じ、『わかる』気がした。
ぜひとも図書館で借りて一読してほしいと思うが、果たして埼玉県以外の図書館で所有しているか否かは定かではない。
山田うどんが多数存在する群馬、栃木、神奈川あたりの図書館ならあるかもしれないけど。。。
その他、山田うどん200店舗完全制覇のつわもののストーリーや山田うどん祭の様子(第2回は入間市にある山田うどんのセントラルキッチンセンターで開催されている)がレポートされている。
ホームページで調べてみたら、現在はコロナの影響で施設見学は中止されており祭も行われていない様子だった。
もしかしたら、コロナ終焉とともに山田うどん祭も復活するのかなぁ?そのころには3冊目が世に出回るのだろうか。興味は尽きないところである。
3冊目の刊行を気を長ーくして待ってみよう。