牧野富太郎

 いわゆる「朝ドラ」の主人公牧野万太郎は、植物学者牧野富太郎の半生を描いている。

 その昔、小学生の頃に読んだ伝記に感銘を受けて、読書感想文に「牧野富太郎」のようになりたいと記したことを懐かしく思い出す。

 その後、江戸時代の飢饉をサツマイモで救った青木昆陽と混同している時期があったが、ようやく過去の記憶がよみがえった。

 

 人間は、嫌なことがあると文句を言い、喜びすぎて発した言葉が人を気づ着けてしまうことがある。

 植物は、踏まれても蹴られても、じっと耐えて再び伸び始めるところがいい。人間と違って、言葉を発しないところが、なおいい。

 

 ちなみに、東京都練馬区に、区立「牧野記念庭園」がある。

 「朝ドラ」との関連なのか、書斎再現プロジェクト(終了)など小イベントが繰り広げられている。

 地図で検索すると、それほど大きな敷地ではないようだが、一度訪れてみたいと思っている。

 

 どなたか行ったことがある方は感想をお聞かせください。