昨年、父が亡くなってから、間もなく1年がたとうとしている。
緊急入院、実家に帰省、一旦に戻り、危篤、再び帰省、死亡立会、葬儀手配、病院と入所施設に挨拶、葬儀、諸手続き。
という目まぐるしい日々が過ぎ去って、ようやく日常の落ち着きを取り戻した感じがする。
そんな日々の中で流れるテレビの音は、名前くらいは知っている著名人が亡くなったというニュースが目につき、還暦を過ぎた身体は、あちこち不具合が増えて、通院先が増えつつある。
日々の生活に特段大きな不満もなく、そこそこ元気に生きている。ただ、ふとした時に、考えても仕方のないことだけれど、死期について考えることがある。あれこれ思い悩んでも、なるようにしかならないのは分かっているのに。
みんなそうなのかな?誰でも思うことなのかな?
そんな時、テレビドラマのセリフが心に焼き付いた。「何かに頑張っている自分を探したい」という言葉。
どんな小さなことでも、誰にも評価されいなくても良いから、自分が頑張れる何かを今からでも見つけたい。