昨日、報道番組でやっていたのですが、アルゼンチンペソをドル化することで、ハイパーインフレを抑え、低迷する経済が復活すると訴え、右派の経済学者のハビエル・ミレイ候補が、アルゼンチン大統領選で勝利したそうです。ペソをドルに置き換えることで3桁のインフレに対処できるという・・・ほんとかなぁ？
ちなみに、エクアドルが、自国の通貨をドルに置き換えて、ハイパーインフレを抑えたという実例があるらしいです。
ところで、最も気になったのは、アルゼンチンの現在？の施策です。曖昧な記憶で正確ではないですが、
・賃上げ
・低所得者への支援（減税？給付？）
などが上げられていました。これって、いまはやりの増税メガネが国会で日々のたまっているのと同じではないか？ということは、日本の円もいつの日かインプレに推されてドル化する時代が来ちゃうんでしょうかねぇ。なんか恐ろしいような気がします。
もっとも、ミレイ氏のドル化計画ですが、アルゼンチンには通貨を購入するのに十分な米ドル資金がないという根本的な問題があり、また、中央銀行もドン引き状態で実現するかどうかは不透明のようです。
ところで、利権で私腹を肥やしたり、不倫したり、カネをばらまいたり、納税義務を怠り差し押さえられたり、なーんて政治屋ばかりが闊歩する国になっていないだろうか？
『経済』というキーワードで滅びゆく道を辿ろうとしている日本を、正しい方向へ導いてくれる指導者たる人物が現れてほしいものです。ないかナ。。。
