ジャパンカップ観戦記

 第43回ジャパンカップは、イクイノックスの圧勝劇で幕を閉じました。昨年の有馬記念同様、凄みを感じるレースでした。レース前の調教で一抹の不安を覚え、やっぱり世界レコードの反動か?なんて勘ぐったけど、やっぱり強い馬は強いのですね。

 ちなみに、イクイノックスの父はキタサンブラック、祖父ブラックタイド

 ブラックタイドは、父サンデーサイレンス×母ウインドインハーヘアという血統なのですが、あのディープインパクトは、ブラックタイドの一個下の弟なのです。つまり、サンデーサイレンス×ウインドインハーヘアという血脈を持つ馬が日本にあふれかえることになり、危険な配合が増えて将来的によろしくない構図なのですよね。今後、この血脈を開放してくれる血統の出現が待たれます。

  

 2着リバティアイランドは、イクイノックスがいなければ勝っていたことになるのですが、現時点でこの4馬身の着差はいかんともしがたいものでしたね。強いけど。

 

イクイノックス

 

 予想段階で、1984年のカツラギエースを引き合いに出しました。

 レースは、予告通りパンサラッサの大逃げで始り、前半57.6秒というハイペース。道中10馬身くらい離していたでしょうか。もしやこのまま逃げ切るのでは!?と淡い期待を抱き、久々に競馬の醍醐味を味わえました。

 ラスト200mでイクイノックスにつかまり、後続に飲み込まれて12着。タラレバです、秋に一度使っていたらどうだったでしょうか?結果は同じかな。なお、引退の可能性が示唆されたようです。お疲れさまでした。

 

 さて、予想は、調教VTRやオカルト的な馬券検討まで見て、終始混乱しましたが。

  ◎イクイノックス    1着

 ○リバティアイランド  2着

 ▲ドウデュース     4着

 △スターズオンアース  3着

 ★パンサラッサ    12着

 と落ち着き、結果には満足しています。

 パンサラッサの大逃げでワクワクした分だけ、お得感があったと思っています。久々にいいレースを見たなぁ。

 

 収支はもちろんというかトリガミなのですが、京都・京阪杯で推しの菅原騎手の活躍で大やけどを免れました、ありがとう。ちなみに、ハナ差4着の藤岡康太くんが3着に来てたらプラスだったんだけど・・・ねぇ。残念。