昨年末のホープフルSを勝った時、来年のダービー馬はこの馬だ。そして三冠馬になるのだろうと確信していた。
しかし、周知のとおり皐月賞は2着。
ミュージアムマイルの切れ味に屈し、後方からはホープフルSで勝負付けがあったと思われたマスカレードボールにクビ差まで迫られた。何か判然としない気持ちだった。後続馬に前を譲らなかったのだから弱い訳ではない。ただ、ディープインパクトのような強さをイメージしていただけに、そこまでの強さは感じられなかった。血統的にもキタサンブラック産駒というのが気になる。大成するのは古馬になってからなのかもしれない。
馬券検討をしていて、現時点で残るのは、エムス、サトノシャイニング、ファンダム、マスカレードボール、リラエンブレム。さらに、騎手の腕を加味して、エリキング、ショウヘイ、ミュージアムマイルなども捨てきれないでいる。
ただ、前走大敗のエリキング、サートゥルナーリア産駒のショウヘイとファンダム、リオンディーズ産駒のミュージアムマイルは割り引きたい。
となると、ドゥラメンテ産駒エムス、マスカレードボールの2頭とキズナ産駒サトノシャイニング、リラエンブレムの2頭で4頭が残った。このうち、生産がノーザンFは、エムス、リラエンブレム。ただ、リラエンブレムは毎日杯の大敗を考えると過剰評価かもしれない。社台F産は、マスカレードボール。サトノシャイニングは。武騎手が乗るので侮れないが下河辺牧場産で割引か。
結果、エムスとマスカレードボールの1点でも良いような気がしてきた。
「まてまて」と声が聞こえる。クロワデュノール(ノーザンF産)を消してしまっていいのだろうか。古馬で大成したイクイノックスは、キタサンブラック産駒でもダービー2着している。連に絡むことは十分ありうるだろう。3頭の馬連BOXか、それとも割り引いた馬たちも入れて5頭BOXなのか、はたまた、手広く薄く散らして買うべきか。。。うーん、結論を出すには少々早すぎるかもしれない。