フラワーCで初重賞制覇を成し遂げた”藤井 勘一郎”騎手。
勝利騎手インタビューを見ていて、昭和の香りを感じました。
7:3風の髪型と言い、語り終わった後にニタっと微笑む姿が、なんとはなしに昭和を漂わせていました。
昭和というと、まさに激動の時代。
第一次・第二次世界大戦が起きて金融恐慌を招き、高度経済成長に伴うオイルショックや公害汚染などなど、一言では語りつくせない時代です。
昭和という長い月日の中では、オリンピックが中止することも。
東京2020が延期になった今、テレビのコメンテーターは様々な憶測や願望に満ち溢れた言葉を紹介し報道しています。
ひとつ思うのは、延期できるのだろうかということです。新型コロナのパンデミックは終息を迎えるどころか、これから加速しようとしているのに。。。1年で終息するのだろうか。。。。。
延期が1年から2年になれば状況はさらに変化して、ゆくゆくは中止ということもありうるのではないだろうかと思うと、1年の延長でよかったともろ手を挙げて嬉々とする気にはなれません。
競馬においても、イギリスのグランドナショナル中止、ケンタッキーダービー延期、そして、ドバイワールドカップ中止と暗いニュースばかりです。
昭和の時代が、貧しさから抜け出して総中流層社会へと変貌していったように、昭和の香りがする騎手が、大観客が応援する中でオークスやダービーを盛り上げてほしいものです。
もっとも、開催されればの話ですが。。。