< 馬券の買い方 >
その昔、馬券は、単勝、複勝、枠連しかなかったと記憶している。
枠連の場合、1枠に2頭まで入るので、馬番1番が有力と予想し1枠がらみで購入した時、1番が着外に飛んでも2番が2着に入れば的中!というラッキーな面もあった。
馬券に絡む時、なぜかいつも同枠の馬と一緒となり “ゾロ目のジョージ”と呼ばれたロードジョージという変わり種も存在した。
その後、馬連が発売される頃だったろうか?「射幸心※をあおる」といって、国会でも物議を醸し出していたように思い起こされる。
※射幸心:偶然の利益を、労せずに得ようとする欲心。まぐれ当たりによる利益を願う気持ち(出典:Wikipedia)
40年の時を超えて、現在は、単勝、複勝、応援馬券、枠連、馬連、馬単、ワイド、3連複、3連単、WIN5(インターネット投票限定)の10種類あるようだ。
「“応援馬券”ってなんだぁ!?」と思い、JRAホームページを参照すると、ご丁寧にも、馬券に「がんばれ!」と印字されている。1頭の馬の「単勝」と「複勝」を同時に購入できる馬券のようだことらしい。
まさしく、ギャンブルからゲーム感覚への転身ですねぇ。
さて、本題馬券の買い方だが、競馬は1着を当てるギャンブルと心得ている。
しかし、高配当や超絶配当の妄想に駆られて、前述の10種類中9種類(応援馬券除く)は、購入した経験がある。
ほとんどが苦い思い出に終わったが・・・。
やがて、時代の変遷とともに、単勝とワイドに落ち着いた。
ワイドですが、何か? アホの一念、苔をも通す!
未だに、馬連とワイドの取捨に悩むことも多々あるのだが、配当妙味より確率を優先しているのが本音である。
と言いながら、3連複と3連単の取捨には、前述との相違がある。
なぜなら、年間通じて3連複が当たることは1度か2度あれば良いほうなのだ。「ならば、いっそのこと3連単で高配当をつかむチャンスをつぶす必要もないだろう。」と、G1レース限定で購入することに決めている次第だ。
人間の欲深さを否定できない自分がいる。
従来、物欲などあまりないほうだと認識している。
けれど、「WIN5で1億円が出ましたぁ!」なんて聞いた日にゃ、ソワソワして買いたくなる衝動がもたげてくる。
悲しい性という奴だろうか・・・・。