餌付け合戦

 お散歩コースの白鳥の話。

 一時のブーム?が去って、白鳥も静かな日々を送ってるかと思いきや、川を挟んで餌付け合戦が繰り広げられていた。

 日向ぼっこおじさん側に、白鳥用の餌かごが置かれており、いつでもご飯が頂けるよういなっているではないか。すると、対岸の土手に自転車でやってきたおじさんひとり。

 自転車を降りると、「カモン、カモン」と叫び始めた。最初は、鴨を呼び寄せようとしているのかと思ったが、どうやら日向ぼっこおじさん側にいる白鳥に向かって発信している様子。

 すると、白鳥は声に反応したのか、土手をのっしのっしと下って川べりから川の中へ。自転車おじさんが食パンらしき袋を握って土手を降りて川べり付近まで行くと、白鳥は、ツゥーっと引き寄せられるようにやってきた。おじさんは、おもむらに食パンをちぎって白鳥と鴨に与えるのでした。

 

 うーむ、アイドル現象から餌付け合戦に発展?している。。。

 白鳥からすると、労なくご飯が頂けるのは楽ちんでよいことかもしれないけれど、餌付けすると自然に帰れなくなっちゃうんだろなぁ。果たして春に故郷の帰れるのかしら?と余計な心配をしてしまう。