競馬予想屋のタラレバ日記 part 108

 ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークスは、シンエンペラ―が優勝。

 昨日、このレースの勝馬はクラシックに直結しないと書いたが、この馬はどうだろう。血統的に米国、欧州の良血馬が配合されている仏産馬。2歳馬にして老練なともいえるレース運びで、1/2馬身2着馬を退けた。

 レース後、馬主と調教師は、日本のダービーではなく凱旋門賞を視野に入れているのではなかろうかとよぎった。今後のレース次第で、真の皇帝になりうるかどうか見ていきたい。

 

 日曜競馬の予想です。

 < ジャパンカップ >

 もっぱら、G1連勝中のイクイノックスと牝馬3冠リバティアイランドの2強対決の様相だが、果たしてそうだろうか?

 

 ふと、思い出したレースがある。

 遡ること1984年。

 無敗で三冠達成したシンボリルドルフと前年に三冠馬となったミスターシービーが出走した時、新旧三冠馬の二強対決と言われた。

 勝ったのは大逃げを打った10番人気カツラギエース西浦勝一騎手は、レース後、「してやったり」と誇らしげに一言。勝負師とはこういうものか。

 2着にイギリスのベッドタイム、シンボリルドルフは、アメリカのマジェスティーズプリンスと熾烈なたたき合いの末ハナ差で3着を確保したが、初めて敗戦の苦汁を知った。ミスターシービーは10着に沈んだ。

 当時は、ジャパンカップ創設以来4回目。欧州や米国の強豪馬が続々とやってくる時代で、1回から3回まで外国馬の圧勝ゆえ、日本馬は永遠に勝てないんじゃないかと囁かれていた前評判を覆した。

 

 40年近い時を経て、ジャパンカップの様相も変わってきた。日本馬は強くなり世界ランキング1位になる時代。外国馬は、仏のイレジンのみと寂しい限り。外国馬の優勝は、2005年の英国馬アルカセット(L.デットーリ騎乗)までさかのぼらなくてはならない。

 

 さて、今年のジャパンカップ

 1984年と同じ結果となることもないだろうが、逃げ馬パンサラッサは気になる。強い馬を負かすのは前に行っているアドバンテージが必要だ。くしくも凱旋門勝馬モンジューの血を引いている。逃げた馬が二枚腰で粘ることはないだろうか。。。

 

 予想ポイントは25pに、イクイノックスとリバティアイランドの2頭。

 やはり2強なのか?ただ、世界ランク1位のイクイノックスとリバティアイランドを同列に扱うのはいかがなものか。イクイノックスの天皇賞・秋は、肢が芝の上に舞い、ディプインパクトの走りを彷彿させるものだった。

 次点に、昨年牝馬2冠のスターズオンアースとダービーでイクイノックスを負かしているドウデュース

 

 なのだが、だらだらと調教VTRやオカルト的な馬券検討まで見てしまった。

 

 いかん、明らかに混乱している。

 

 ◎イクイノックス

 ○リバティアイランド

 ▲ドウデュース

 △スターズオンアース

 ★パンサラッサ

 (結論)

 単 勝 8番

 馬 連 1・2・5・8・17 BOX

 ワイド 1・2・5・8・17 BOX

 さらに、脈絡のない3連単を8点購入。

 

イクイノックス

 

 < 京阪杯 >

 京都で行われる難解な1200m戦。くしくも、推し騎手(菅原明良・団野大成)の二人が参戦する。

 とくに菅原騎手は、昨年の覇者トウシンマカオに騎乗する。ダート戦だったが、先週の霜月ステークスは、後方待機でじっと我慢し直線で間隙をついてアタマ差の勝利。ああいう騎乗がコンスタントにできれば、ジャパンカップに乗せてもらえるようになるだろう。まずは、ここで結果を出してほしい。ちなみに団野騎手が乗るディヴィナシオン。中山・オーシャンステークスでブービ-人気ながら2着に食い込んだ。この時の鞍上が菅原騎手という、何か因縁めいたものを感じる。

 ところで、ここ3年10番人気が2回、12番人気が1回と人気薄の激走が波乱を呼んでいる。今年の波乱の芽はどこにあるのだろう。大外枠の藤岡康太騎手も気になる1200mだけど・・・

 

 予想ポイントでは優劣がつかないので、推し騎手の2頭、ディヴィナシオン、トウシンマカオ。1番人気と3番人気でルガル、ビッグシーザー、10番人気と12番人気でエクセトラ、トゥラヴェスーラの6頭でシャッフルする。

 ジャパンカップの混乱を引きづっているような気がするけど、いってまえ。

 ◎ディヴィナシオン、トウシンマカオ

 ○ルガル

 ▲ビッグシーザー

 △エクセトラ、トゥラヴェスーラ

 (結論)

 単 勝 14番、17番

 ワイド 2・10・14・15・17・18 BOX

 馬 連 2・10・14・15・17・18 BOX