新種牡馬の紹介です。
< ブリックスアンドモルタル >
すでに、テラメリタ、ゴンバデカーブースと2頭の新馬勝ちを輩出しているブリックスアンドモルタル産駒に注目している。
一口馬主やPOG関連では、サンデーサイレンスの再来と噂されているらしい。
父ジャイアンツコーズウェイは、「アイアンホース」の異名を残し、13戦9勝、2着4回。G1レース6勝。1200~2000mを走り、ラストランのBCクラシックで2着とダートでも強さを見せた。
ブリックスアンドモルタル自身は、6戦4勝、3着2回。アーリントンミリオンやBCターフを勝っており、アメリカ競馬の芝のレースで活躍している。
何よりも興味を引いたのが、Storm Birdの3×3と25%の血量を持っている点。
一見、近親配合的な重たさが感じられるが、母馬にサンデーサイレンスの血を持つ馬が掛け合わされると、どこかで根詰まりしていたサラブレッドの血が開放され、スピードと爆発力を生み出しているような気がするのだ。
母馬のタイプによっては、短距離でもクラシックディスタンスでもこなしてしまうのではないだろうか。
ちなみにストームバードは、2歳時に5戦全勝でイギリスとアイルランドの2歳牡馬チャンピオン。
その後、シーズンオフの間に何者かによりたてがみと尻尾の毛が刈り取られる被害を受けたり、脚部不安などのアクシデントが続き、凱旋門賞の前哨戦プランシュドランジュ賞に出走したが5着に敗れ引退している。
もちろん、新馬は始まったばかり、たまたま早熟な2頭が勝ち上がっただけかもしれない。もしくは、早熟だった?ストームバードの流れなのか?
ただ、サンデーサイレンスが根づいている日本の競馬界に、何かを解き放つ可能性を秘めていると信じている自分がいる。
再び、一口馬主に加入するかどうか・・・試案のしどころである。一口とはいえど、ダービー馬の馬主になりたい。ただ、維持経費が重くのしかかるので、おいそれとは決められない(^^;
2024年度のダービー・オークス馬は、この中から出るのではないだろうか?そして、次々とクラシックホースを生み出すに違いない。
【生産牧場が社台F・ノーザンF・社台Co白老Fの馬たち】
エレクトリックブギ⇒母父エンパイアメーカー(社台F)
キャネル ⇒母父スペシャルウイーク(ノーザンF)
ゴンバデカーブース⇒母父ディープインパクト(社台Co白老F):新馬勝ち
サンブノワ ⇒母父ハービンジャー (ノーザンF)
スピンザブラッド ⇒母父サンデーサイレンス(社台F)
セングンバンバ ⇒母父キングカメハメハ (ノーザンF)
ヒットアンドロール⇒母父キングカメハメハ (社台F)
ボスコヴェローチェ⇒母父ダンスインザダーク(ノーザンF)
マイフォーエバー ⇒母父ファルブラウ (社台F)
マルチライセンス ⇒母父キンシャサノキセキ(ノーザンF)
コムルヴァン ⇒母父ワイルドラッシュ (社台Co白老F)
スプレッドシャイン⇒母父ハーツクライ (社台F)
ナックアテナ ⇒母父ダイワメジャー (社台F)
フルラーナ ⇒母父ディープブリランテ(ノーザンF)
ミエノジュピター ⇒母父アグネスタキオン (ノーザンF)
リプレット ⇒母父ディープインパクト(社台F)