お値段以上?

 先日の「山田うどん」に続いて、「ニトリの働き方」という似鳥昭雄社長の本を読んでいる。

 株式投資としても、ニトリホールディングスは興味がある。配当や株主優待もあり、優良株と思っている。

 ただ、株価が1万6120円(12/14 11:30現在)と、とても高くて手が出ないのが実情である。100株買うのに1,612,000円では、億り人ならともかく、小市民には手が届きそうもない。

 読書中の感想としては、今のところ、社長の見解や社員の体験談に異論はなく、いかにして大企業に成長できたかをうかがえる内容と感じている。

 

 その時、ふと思い出したのが、最寄りのニトリに行ったときの印象だった。

 平日にもかかわらず、国道からニトリの駐車場へどんどん吸い込まれていく。土日祝日ともなれば、駐車場前の国道が渋滞することになる。

 店内は、時折、模様替えするものの、商品もわかりやすく陳列されており清潔感もある。

 一点気になったのが、店員の対応だった。レジ付近いる店員に、とある商品を問い合わせても、わからない様子。なおかつ、たちんぼうでいるのに、「話しかけないでください」オーラを醸し出していた。入店したばかりで緊張しているのかな?とも思ったが、何だか気まずくなり再び問い合わせることはしなかった。

 レジ清算も忙しいときは、少々ぶっきらぼうでもしかたないが、たまたまその人個人の対応が今一つだっただけだろうか。

 

 本の中には、「人」の教育や生かし方が記されていただけに、余計に気になってしまった。まぁ、社員も何百人といるわけだから、全ての人に社長の意思が届いていることは難しいですが。

 

 できることなら、次に行ったときに、お値段以上の笑顔と対応をお願いしたいものです。