争いごと

昨日は、マスクを探してドラッグストアを3軒はしごしましたが、まったく売っていませんでした。。。。。このご時世致し方ないか。

 

夕方に緊急事態宣言が発令され、翌本日の報道は「給付金」に焦点が絞られているようで、もらえる人もらえない人の事例を論じています。

 

一般人の関心事は、マスク、トイレットペーパー、食品買いだめから、給付金に移ってるようです。やっぱり最後は金ですかねぇ。

 

一律でないと不公平という人もいる、それは確かにその通り。

ただ、不平等ゆえの平等という点から見れば、(本当に)困ってる人に重点をという考えも間違いでないように思います。

 

虚偽の申告をして給付金を手に入れようとする人が増えるんだろうなぁ。罰則はないので場合によってはやりたい放題で、地方自治体の窓口でわめく・叫ぶ・暴れるが横行するのは目に見えています。あぁ、つくづく辞めといてよかったと思ってしまいます。

 

新型肺炎発生当時は、特定の国の人を蔑視する傾向がありましたが、同じ国のすぐ隣にで働く人や住む人に猜疑心を持って生活することは、とても嫌な心持になってしまいます。こういうのを心が腐るというのだろう。

 

結局、人間という生き物は、平和とか安心安全とか耳障りの良い言葉で連帯しているように見えて、金への執着と猜疑心と妬みを隠し持って生きているのでしょうか。そして、隠していたものが表面に噴出した時に、惨事が拡大しやしないかと気がかりです。

 

「あいつはもらえたのに俺はもらえない」という感情から妬み・嫉み・猜疑心の増幅から、金の奪い合いとなり、果ては暴行・殺人・戦争という悪循環が発生しかねません。

 

世の中お金がないと生きていけないのは事実です。私自身もお金は欲しいです。

ただ、紙幣や硬貨は、物を交換するための道具なのですから、道具に心を支配され過ちを犯すような事態を招かないでほしいと思うばかりです。

 

ところで、昨日の緊急事態宣言が発令後の会見、昨今の政治家の言葉には失望と脱力感しかありませんでした。あの北海道知事の緊迫した、かつ、覚悟ある会見を羨望するのは、ないものねだりというものでしょうか。。。。。