情報化と人口減少の社会

 

 おそらく人生の先輩であろう”oldboy-elegy”さんのブログを読んでいるうちに 、共感するところあり、懐かしさを覚えるところあり、何だか書きたくなりました。

 

ちなみに、詳細はリンクを貼っておきます。(断りもなくすいません(^^;)

 

さてさて、インターネットの普及とともにスマートフォンの登場により、著しく情報化が進み、ビッグデータの活用が声高に叫ばれています。同時に、この国では、人口減少が加速するとともに、世界的にも類を見ない超高齢化社会へ突入しています。

 

だからというわけではないでしょうが・・・

 

たまに近所の公園で見かける子供達は、3、4人が額を寄せ集めて、会話をすることなく、黙々と通信対戦ゲーム(?)なるものに興じているのがほとんどです。

「ボール遊び禁止」「スケートボード禁止」など、公共の公園であるがゆえに、あれもこれも禁止というのは気の毒な感もありますが、何か寒々しいものを感じます。

 

大人は、スマホに首ったけ状態。

路上では、幼い乳児ほったかしでスマホ操作に夢中になり、小さな画面を延々とめくっているし、電車に乗っても、10人中7、8人が、常時スマホ画面をガン見していること夥しい状況を目の当たりにします。

 

情報過多の時代にあって、何でもボタンをポチっと押せば、お手軽簡単な世の中になり、嫌なことはリセットボタンでリスタートできる快適さが充満しているます。そこには、デジタル信号が行き交うのみで、人間の感情は存在しないがごとくです。

 

昨今、メディアで凶悪かつ残忍な殺人や犯罪が洪水のごとく報道されるのは、もしかしたら、人間の感情感覚が摩耗していく過程でデジタルに置き換わり、かつ、人口が増えすぎたというシグナルに対しての自然淘汰なのかと勘繰ってしまうのは、単なる妄想なのでしょうか。

 

数十年後、人間は、会話や食事や繁殖の仕方までも忘却してしまい、シンギュラリティが超加速して、AIだけが存在する世の中に変換されてしまうのだろうか。

 

ちなみに、「AIの遺電子(山田胡瓜 作)」という漫画があったなぁ。。。単行本で10巻くらいあったような・・・。なかなか考えさせられる漫画です。