ファクター
v-com2さんの本に触発され、自前で作ったEXCEL表をもとに、昇格しそうな銘柄を物色した。
最初は、運用資金の関係から比較的低価格(株価1000円台まで)の銘柄に照準を当てていた。
EXCEL表から絞り込んだ銘柄、ネット情報からも昇格が見込まれそうな銘柄、株式分割発表済の銘柄など昇格が期待できそうな銘柄を購入してみた。
ただ、ネット情報から昇格が見込まれそうな銘柄は、価格変動も小さく長期保有も可能なのだが、昇格の気配が感じられず、損が出る前に即効売却した。やはり、自分で考えず他の情報に期待するのは、虫がよす過ぎる気がした。
その他は、継続保有しているものとチョイ上げで利確ものと、道が分かれていった。なお、未だに昇格による急騰を果たした銘柄はない。
優待の新設や株式分割発表は、いわゆる昇格のサインの一因とされるが、企業によっては、サインめいた動きがあっても、あえてスタンダード市場に留まるなど様々な思惑がうごめいているようだ。
昇格条件のファクターとして、株主数、流通株式数、流通株式時価総額、流通株式比率、売上高、純資産などをチェックしてみるが、素人の個人投資家には見当をつけるのが難しい。
すると、資金面での制約で購入できる銘柄が限定されることに我慢がきかず、再々々となる投資資金の増額をしてしまう。どうも夏頃になると、投資資金を追加してしまうという病なのかもしれない。
資金に余裕が出てくると、高価格の株にも手が届くと考え始めた。
・・・つづく